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Channel: 藤本エリ
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『筋肉少女帯人間椅子』シングルリリース決定! 唯一無二で絶対的存在な2つのバンドが夢のコラボ

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最新アルバムがオリコン10位にランクインし注目を集める筋肉少女帯と、25周年記念ベスト盤も好調な人間椅子。四半世紀を越えなお新鮮で斬新、長きに渡り独自の道を歩み続ける唯一無二な2バンドによる奇跡のコラボレーションが実現! 5/13(水)に『筋肉少女帯人間椅子』の名義でシングルをリリースすることが明らかになりました。

80年代より活動を開始し2015年現在も音楽シーンの最前線で活躍を続ける両バンドは、ともにリスペクトしあう関係であり、かねてより交流が深くライブ共演もおこなっていたが、レーベルメイトでもあることから今回のコラボレーションはきわめて自然な流れで決まったそう。

気になる作品内容ですが、筋肉少女帯メンバーと人間椅子メンバー全員が参加したコラボ曲がシングル表題曲に、そしてカップリングには、筋肉少女帯が人間椅子の曲を、人間椅子が筋肉少女帯の曲をお互いにカバーし収録されます。選曲も超気になる!

完全生産限定盤と通常盤の2形態で発売され、共に初回プレス分のみに筋肉少女帯・人間椅子のコラボトレーディングカードが封入(全13種・ランダムで1枚封入)。また、完全生産限定盤には、オリジナルTシャツと2バンドのHISTORY BOOKが付いた豪華な内容になっているのでファンの方は大注目。

そしてそして、両バンドによるライブが6/7(日)に渋谷公会堂で開催されることも決定。詳しくはオフィシャルサイトをチェック!

なんとガジェ通は2バンドともインタビューしているのだ!

【前編】オーケンに全部聞いた! 4年ぶりでもブレない筋少ワールド『THE SHOW MUST GO ON』アルバム発売記念インタビュー
http://getnews.jp/archives/678689

【後編】オーケンに全部聞いた! 4年ぶりでもブレない筋少ワールド『THE SHOW MUST GO ON』アルバム発売記念インタビュー
http://getnews.jp/archives/678714

祝バンド生活25年! 人間椅子インタビュー「僕達ずっと青春をやってるんだなって改めて思う」
http://getnews.jp/archives/713791

リリース情報

「筋肉少女帯人間椅子 コラボシングル」
2015年5月13日リリース
完全生産限定盤(CD+DVD+Tシャツ+HISTORY BOOK)¥5,980(税抜)/ TKCA-74221
通常盤(CD+DVD)¥1,800(税抜)/ TKCA-74225

[CD]※限定盤・通常盤 同一内容
・筋肉少女帯と人間椅子 コラボシングル曲
*カップリング曲:2曲収録
・筋肉少女帯による人間椅子曲のカバー
・人間椅子による筋肉少女帯曲のカバー
[DVD] 
1.表題曲 MUSIC VIDEO Special Version 収録予定
2.未発表LIVE映像 収録予定


リーアム・ニーソンに休息など無いッ! 今度はNY中から狙われる! 『ラン・オールナイト』5月公開

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『96時間』シリーズ等でおなじみの“最強のオヤジ”リーアム・ニーソンが、今度はNY中を走り回る! 『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ『ラン・オールナイト』の日本公開が5月16日(土)に決定しました。

『ラン・オールナイト』ストーリー

ジミー・コンロンは、ブルックリンを縄張りとするマフィアの一級の殺し屋。これまでの罪にさいなまれ、ウイスキーをあおることだけが慰めとなっている。仕事のために家族からも疎まれているジミーだったが、ある日、息子のマイクが命を狙われ、彼を救うため相手を殺してしまう。その相手は、マフィアのボスで長年の親友、ショーンの息子だった……。「お前とお前の息子を殺す」と、復讐に燃えるショーン。マフィア、買収された警察、凄腕の暗殺者。今や彼らは、NY中のターゲットとなってしまった。残された時間は“たったひと晩”。刻々と命の期限が迫るなか、果たして2人は逃げ切ることができるのか!?

ジミーを演じるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』や、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』など幅広い役を演じ、『96時間』以降は同シリーズはもちろん『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』、『フライト・ゲーム』など190cmを超える長身を活かし60歳を超えているとは思えないほどのアクションで世界中を魅了しているリーアム・ニーソン。

前述の作品では、元CIA工作員、元特殊部隊、航空保安官などを演じてきた彼が本作で演じるのは、マフィアの殺し屋。そして、ギャングのボス、ショーンをニーソン同様にアカデミー賞ノミネート経験のあるエド・ハリス(『ポロック 2人だけのアトリエ』『めぐりあう時間たち』)が演じます。

30年もの間ジミーを執拗に追い続ける刑事をビンセント・ドノフリオ(『ジャッジ 裁かれる判事』)、息子のマイクをジョエル・キナマン(『ドラゴン・タトゥーの女』)が演じる。監督は、大友克洋の人気漫画「AKIRA」の実写映画化でメガホンをとると報じられ話題となっているジャウム・コレット=セラ。絶体絶命の状況下、果たして彼らは逃げ切ることができるのか!?息もつかせぬ逃走劇をお楽しみに。

しかし、リーアム・ニーソン大忙しだな〜!

(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

祝・主演男優賞受賞! 『博士と彼女のセオリー』エディ・レッドメインの英国男子っぷりがたまらない[オタ女]

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先日発表された第87回アカデミー賞で、見事主演男優賞に輝いたエディ・レッドメイン。主演する『博士と彼女のセオリー』が3月13日より公開となります。

『博士と彼女のセオリー』は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のハンデを負いながら最先端の研究を精力的に行う“車椅子の天才科学者”として知られている、ジェーン・ホーキング博士の人生を描いたドラマ。オスカーは逃したものの、同じく主演のフェリシティ・ジョーンズが主演女優賞に、映画自体も作品賞にノミネートされました。

本作、筆者も一足お先に観て来たのですが、人間の人生というのは映画以上に映画的……とでも言いましょうか。次々と色々な事が起こり、その度にホーキング博士とその最初の妻ジェーンの意志の強さに感動させられます。どんな困難を持ってしても人間の希望は誰にも奪えないのだと、勇気づけられると共に、お涙頂戴的な美談で終わらないストーリーの妙が非常に素晴らしい作品です。


そして、その素晴らしいストーリーに息を吹き込んだのが、エディ・レッドメイン。とにかく彼の演技がすごい、素晴らしい、圧巻、マーベラス、エクセレント! ALS症患者、しかも実在する著名な人物という難しい役所を見事に演じきっています。

エディ・レッドメインは、イギリス生まれの33歳。『レ・ミゼラブル』で自由主義者の青年マリウスを演じ、一気に人気となった彼ですが、過去には「バーバリー」のモデルを務めたり、イギリス版『GQ』読者が選ぶベストドレッサー賞に選ばれたりと、ヴィジュアルもバッチリ。


『博士と彼女のセオリー』でも、ニットベストにネクタイ、タキシードと素敵な英国男子っぷりを遺憾なく発揮しています。ジェーンにむけられた、優しい眼差しもグッド。見ているだけで癒される、クシャっとした笑顔にも注目。

ベネディクト・カンバーバッチ、ベン・ウィショー(『007』のQ!)、トム・ヒドルストン(『アベンジャーズ』のロキ!)など、知的なムードで日本の女子たちも魅了する英国俳優たち。エディもその一人として、今後の活躍に期待大です。

ちなみに、現在発売中の雑誌『FRaU』には「英国紳士の系譜を引き継ぐ男優たち」というページで、エディの事も書かれているのでこちらもチェックしてみてくださいね!


『博士と彼女のセオリー』

http://hakase.link

(c)UNIVERSAL PICTURES 

【新譜レビュー】Acid Black Cherryの新作『L-エル-』を聴いてみた! 「アルバム通して物語の様に楽しめる」

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ロックバンドJanne Da ArcのヴォーカリストyasuのソロプロジェクトAcid Black Cherry(アシッドブラックチェリー)。前作「『2012』」以来約3年ぶりとなるオリジナルコンセプトアルバム『L-エル-』が2月25日に発売となりました。

Acid Black Cherry、通称“ABC”は2007年より始動。ワンマンライブのみならず、国内の大型音楽フェス「SUMMER SONIC」、「a-nation」に出演するなど、いわゆる“ヴィジュアル系”と呼ばれるジャンルを超えた人気を見せています。

ゲーム・漫画・文学を愛するyasuだからこその多彩な音楽

また、ABCのyasuさんは小説を執筆したり、「漫画家になるのが夢だった」「モンスターハンターの大ファン」という、ある意味“こっち側”の人間(ファンの皆様すみません!)。でも、だからこそ、yasuさんの書く歌詞には文学の香りがするというか、一曲の歌詞に留まらない広い世界観を持っているのです。

事実、本作『L-エル-』も、「愛」をテーマに波乱の人生を送ったエルを主人公に紡いだ物語とも言える一枚。収録された14トラックを聴く事で、エルの人生を知り、味わう事が出来るのです。

「エル おやすみ そっとキスして これから毎日一緒に同じ夢を見よう」という優しい語りかけがあったと思ったら、「傷つきたくないから 愛さない」という切ない心情があり、「インキュバス 壊してよ もうこんな世界さえ すべて壊してよ」という激しい感情まで……。“読む”アルバムと言っても過言ではありません。

ガジェ通のV系・ロックラヴァーによる『L -エル-』ミニクロスレビュー


[25歳A・バンギャ歴10年女子]

待ってました! ABCのオリジナルアルバム! 待った甲斐がありました!!!告知ムービー(https://www.youtube.com/watch?v=YWmUgbXQEU0)を見た時から、「え。何この壮大さ! 映画? 映画なの!?」と興奮していたアルバム。表題曲「L -エル-」はもちろん、相変わらずのyasuのこだわりぶりに大満足でした。既にシングルとして発表されている曲を含めて物語にしてしまうのが彼のすごいところ。泣けるバラード「君がいない、あの日から…」から、ライブで踊りまくれる「黒猫~Adult Black Cat~」まで、幅の広さも魅力です。そして何より、初回限定版には武道館のライブ映像が17曲も収録されてるっていう衝撃。観まくって次のライブまで予習します!

[28歳Y・V系ファン歴13年]

もともとV系好きですが、最近改めてJanne Da ArcからABCをじっくり聴き直していたので、新たなアルバムが嬉しすぎる〜ッ! 相変わらずのyasuの美しい高音はもちろん、もうなんていうか全てが妖艶ですよね。一曲一曲ずつ聴くのも良し、100Pのコンセプトストーリーブックレットもありますし、アルバムとおして物語として楽しむのもおススメです! 配信でも良いけど、CDジャケットのデザインが絵画みたいでキレイなので飾ってもいいんじゃないかなぁ!

[30歳M・ロックファン歴20年]

私はL’Arc〜en〜Ciel、GLAY直撃世代として、Janne Da Arcは聴いていたものの、正直Acid Black Cherryはちゃんと聴いたことが無かったんです。でも、以前ドラマ「悪霊病棟」の主題歌として聴いた「Greed Greed Greed」がカッコヨカッタのと、yasuさん自身がモンハンファンっていうのが超いいなと思い、「Greed~」が入っているアルバム「L-エル-」を聴いてみました。まず率直に、唄がめちゃくちゃ上手で声がキレイなのでうっとり出来ます。それでいてV系特有の独特な感じが全然無いので、私の様な知識が無い方でもノリノリになれちゃいます。
それでいて、サウンドは重めなので、男性も大好きな音だと思うし、カップルで楽しめちゃうと思います。と、いいつつ『L -エル-』はやっぱり女子にオススメ! 「愛」がテーマという事で、美しい歌詞から激しい歌詞まで、yasuさんの表現力の広さに驚かされますし、本を1ページずつ大事に味わう様なアルバムです。ジャケットデザインも◎

Acid Black Cherry オフィシャルサイト
http://www.acidblackcherry.com/

松山ケンイチ×入江悠監督が豪華タッグ! オノ・ナツメ「ふたがしら」がドラマ化

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「さらい屋 五葉」など、独特の空気感で新しい江戸時代劇を描く人気漫画家オノ・ナツメの「ふたがしら」がドラマ化決定。主演松山ケンイチ&監督入江悠という豪華なキャスト・スタッフ陣で、WOWOWにて6月より放送予定です。

明るくて豪放な主人公・弁蔵を演じるのは、WOWOW初登場となる松山ケンイチ。確かな演技力と圧倒的な存在感で日本映画界を牽引する実力派俳優であり、大河ドラマ「平清盛」以来3年ぶりの連続ドラマ主演となります。

一方、弁蔵とタッグを組むクールで色男の宗次役には大衆演劇界のスターであり、映画『クローズEXPLODE』などで俳優として目覚ましい活躍を見せる早乙女太一。

監督を務めるのは、『SR サイタマノラッパー』シリーズをはじめ、多数の音楽映画を制作。最近では『ジョーカー・ゲーム』で躍動的なアクションとスパイたちの頭脳戦を鮮やかに描き、日本映画界に新風を吹き込んだ入江悠。ケレン味あふれる粋なせりふ回しと痛快なストーリーを紡ぎ出すのは、日本演劇界を牽引する劇団☆新感線の座付き作家・中島かずきです。
 
ひと癖も二癖もある盗賊たちの策略と騙し合い、二転三転する痛快な展開、まったく新しい時代劇版盗賊エンターテインメントに期待大!

「ふたがしら」ストーリー

豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男・宗次(早乙女太一)は、八王子の飛脚問屋で働いていた。彼らの裏の顔は“赤目”を名 乗る盗賊の一味。「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」のが赤目の仕事。赤目の頭(かしら)・辰五郎を敬愛する2人は、夜な夜な仲 間とともに悪人の屋敷に忍び込み仕事に精を出していた。 だがある日、辰五郎は2人の手を取り、「一味のこと、まかせた」と言って息を引き取ってしまう。しかし、姐さんが預かった遺言状には、辰 五郎の弟分・甚三郎に跡目を継がせると記されていた。納得のいかない2人は、赤目一味とたもとを分かち、旅立つ決意をする。そう……「でっかいこと」を成し遂げるために!

http://www.wowow.co.jp/dramaw/futagashira/

『お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX』に人気実況者&アイドルが挑戦! 恐ろしすぎる場面写真も公開

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お化け屋敷の恐怖を、お化け屋敷以上に体感できるという全く新しい映画企画『お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX』。人気ゲーム実況者KIKKUN-MK-Ⅱ(M.S.S Project)、アイドルグループ「LinQ」の3名がこの恐怖に挑戦する事も明らかになりました。

『お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX』は、富士急ハイランドの全面協力のもと「戦慄迷宮」を手加減を知らない恐怖度MAX版の体感型ムービーにしたもの。

戦慄迷宮の中に映画館のイスがど真ん中に置いてある本ポスターはまさに映画館で「戦慄迷宮」を体感する、というコンセプトを分かりやすく伝えています。よく見ると、ポップコーンも置いてあって芸が細かい! そして,通路の突き当たりと、座席に何やら怖そうなものが……。

そう、ホラー通信読者なら、この映画を「なんかカップルが楽しげに観に行ってキャーキャー騒ぐだけの(俺にとっての)胸糞映画」だと思っている方が多いかもしれませんが、公開された場面写真を見ると結構怖さは本格的の様子。


不穏な空気漂う、病院全体。


超不気味な入り口。


……ッ!!?


こんな物が目の前に現れたら息止まるわ……ッ!! 「戦慄迷宮」の恐ろしさ、映画館でもバッチリ味わえそうです。


この前代未聞の恐怖に、人気ゲーム実況者とアイドルがどの様に立ち向かうのか、ご期待あれ!

映画『お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX』は、5月23日(土)シネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー。

http://www.obakeyashiki-movie.jp

(C)2015 「お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX」製作委員会

『くちびるに歌を』で難しい役柄を熱演! 注目女優・恒松祐里さんインタビュー

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今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は 誰の言葉を信じ歩けばいいの―。アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフに生まれた同名小説を、新垣結衣さん主演で映画化した『くちびるに歌を』。公開前から「心が震えた」「合唱シーンが圧巻」など、評判高い本作がいよいよ2月28日より公開となります。

『くちびるに歌を』は、天才ピアニストと噂される臨時教師が、長崎・五島列島の中学校合唱部を舞台に、様々な悩みや葛藤を持つ15歳の生徒と向き合いながら自身も変化していくというストーリー。『ソラニン』『ホットロード』の三木孝浩監督による透明感ある映像美も見所です。

本作の重要なキャラクター・仲村ナズナを演じたのは、女優の恒松祐里さん。家庭の問題に傷つき、新垣さん演じる臨時教師・柏木と反発しながらも絆を深めて行く少女を、等身大でみずみずしく表現しています。子役としてデビューし、ドラマ『「家族ゲーム』」など話題作に次々出演している恒松さん。今回は映画について、今後の目標について色々とお話を伺ってきました。

―『くちびるに歌を』とても面白く観させていただきました。特に最後の合唱シーンは鳥肌がすごかったです。

恒松:私を含め生徒役の皆は半年間みっちり合唱練習をして挑んだので、本当のクラスメイトの様な絆が生まれました。原作や脚本を読んで、合唱シーンが一番盛り上がるお話だと思った反面、それを映像にするのはとても大変だろうなと。なので映画が完成して、合唱シーンを観た時には私自身も感動で鳥肌が止まりませんでした。

―生徒役の皆さんは長崎・五島列島で撮影合宿を行ったそうですね。

恒松:そうなんです。合唱の練習も一緒、撮影でもずっと一緒でとても仲良しになりました。クランクアップした後お別れするのが辛くて……。

―私も昨年五島列島に行く用事があったのですが、自然が本当に美しい場所ですよね。

恒松:海がとってもキレイですよね! そして、丘の上で歌うシーンがありますが、丘からの景色も素晴らしいんです。島中、特に丘や坂道を歩き回って、ゼエゼエ大変な部分はあったのですが、頑張った甲斐があった絶景でした。
―少しはオフの時間もあったのでしょうか?

―少し遊ぶ時間もありましたか?

恒松:はい! オフの時間に皆で海に入ったり。後はご飯が美味しくて楽しみでしたね。でも、撮影中に体調を崩したらいけないという理由で“生もの禁止令”が出ていて。隣のテーブルで大人達がお刺身を食べているのを「大人だけずるいよね〜!」って言って、こっそり奪ったりしていました(笑)。

―五島列島のお魚とっても美味しかったですよ! 食べれなかったのは可哀想です(笑)。

恒松:悲しくなっちゃうので、言わないでください(笑)。

―恒松さん演じるナズナは、家族関係の問題で傷ついていて。その事がきっかけで物語も大きく変化しますが、恒松さんの真っすぐな眼差しがとても役柄に合っていて。監督からは演技について何かオーダーはありましたか?

恒松:三木監督はオーディションの時からとても優しくて、「こうして欲しい、ああして欲しい」と細かく指導される事はありませんでした。でも、あたり前の事ではありますが、監督の中でどういう映像にするのか、シーンにするのかが頭にしっかり入っているので、現場での指示がすごくテキパキしているんですよ。柔らかい雰囲気なのにビシっと決めるというか。後は、柏木先生の心を動かす役なので、ナズナの純粋さをとても大事にしていきました。

ナズナという役については、台本をいただいた時「あ、出番がたくさんある!」って嬉しかった反面、緊張もありました。私はナズナの様な悩みは持っていないですが、ナズナと同い年なので、色々な悩みがあってもどかしく感じている気持ちは分かるんです。それは、映画を観てくださる方も同じで、生活している環境や年代が全く違っても、昔を思い出したり、自分の悩みと照らし合わせる事が出来ると思います。

―私も15歳の倍生きていますが、ああ、昔ってこうだったよなって懐かしく思いつつ。でも、15歳の時に思っていた事と今も本質は変わらなかったり、色々考えるきっかけになる映画でした。

恒松:そう言っていただけると嬉しいです。撮影は最初のシーンから順番に撮っていったので、映画の最後の方で私がクラスメイトの皆や柏木先生に励まされるシーンは、これまでの苦労や楽しかった事を思い出して泣きそうになってしまって。そんな皆の感情がいっぱいつまったこの映画を楽しんでいただきたいです。

―恒松さんは実際に15歳で、これからの夢、やりたい事がたくさんあると思います。まず、今年の目標を教えていただけますか?

恒松:日本の3割の人に恒松祐里の事を知ってもらいたいです。あ、3割だとちょっと多いですかね?(笑)まずは1割! 皆さんに顔を覚えていただく様に演技のお仕事を頑張りたいです。

―この映画を観た人は絶対、恒松さんに注目する事間違い無しだと思いますよ。今日はありがとうございました!

『くちびるに歌を』
【出演】新垣結衣、 木村文乃、桐谷健太、恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、
山口まゆ、佐野勇斗、室井響、渡辺大知、眞島秀和
石田ひかり(特別出演)、 木村多江 /小木茂光 /角替和枝 井川比佐志
【監督】三木孝浩
【脚本】持地佑季子、登米裕一
【原作】中田永一(「くちびるに歌を」小学館刊)
【主題歌】アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(EPICレコードジャパン)
【製作】『くちびるに歌を』製作委員会
配給:アスミック・エース 

http://kuchibiru.jp

伝説から20年! SF界の問題作『12モンキーズ』がドラマになって日本上陸

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『未来世紀ブラジル』、『ラスベガスをやっつけろ』の鬼才テリー・ギリアム監督の代表作である『12モンキーズ』。1995年SF映画の常識を破壊し、全世界に衝撃を与えた本作がドラマになって日本に上陸します。

【関連記事】クリストフ・ヴァルツ&メラニー・ティエリー出演! テリー・ギリアム監督新作近未来映画の邦題は『ゼロの未来』
http://getnews.jp/archives/740795

『12モンキーズ』はブラッド・ピットが初めてアカデミー賞にノミネートされた作品としてもおなじみ。公開当時は賛否が激突したが、今もなお全編に散りばめられた謎について熱い議論が交わされています。

テレビドラマ版では、「HEROES/ヒーローズ」と「NIKITA/ニキータ」のメガヒットメーカーたちがタッグ。人類滅亡の謎を追って過去へ旅する設定はそのままに、スピード感溢れる新時代のタイムトラベルが謎解きを加速。さらに徐々に明かされていく登場人物たちの過去からも目が離せません。

主人公のコールには、「NIKITA/ニキータ」のバーコフ役で大ブレイクしたアーロン・スタンフォード、過去で彼を支えるライリー博士には『J・エドガー』のアマンダ・シュル。さらに『コズモポリス』のエミリー・ハンプシャーが、女性に変わったブラッド・ピットの役を強烈な存在感で演じています。1月からスタートした全米放送も高い評価を獲得、膨大な数のタイムパラドックスの頂点に立つ、傑作SFサスペンスが誕生!

日本では2015年3月6日(金)よりHuluにて第一話が配信スタート。以降、毎週金曜日に一話ずつ配信される予定。今回解禁された予告編にも注目です。


『12モンキーズ』ストーリー

2043年。人口の99%、約70億人が死滅した地球。
強力なウィルスの魔の手は、地下世界で暮らしているその残りのわずかな人類をも滅亡させようとしていた。人類の未来を変えるためには、<過去>を変えるしかない。全てが始まったと推測される2015年にタイムスリップすることを、科学者たちから命じられた主人公コール。
手がかりはただひとつ、“12モンキーズ”という正体不明の組織。未来を変えるために、過去を塗り替える旅が今始まる。

テレビドラマ『12モンキーズ』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=rT8wX_K4AtQ

http://hulu-japan.jp/12monkeys/

(C)2015 NBCUniversal All Rights Reserved.


1万4千人が雪の街で映画三昧! 「ゆうばり国際映画祭」受賞作をおさらい

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19から23日の日程で開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。25周年のアニバーサリーイヤーということで例年にも増して多様な企画やイベント、個性豊かな登壇ゲストが予定され、話題作も多く上映されました。筆者も取材に行ってきたのですが、映画祭の振り返りレポートをご紹介します。

総来場者数が14,368人(前年度102%!)と多くの人が訪れた、ゆうばり国際映画祭。8会場にて84作品が上映されました。オフシアターコンペ部門など、書く受賞者は以下のとおり。

【ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門】
・グランプリ『メイクルーム』 監督:森川圭
・審査員特別賞 『眠れる美女の限界』 監督:二宮健
・北海道知事賞 『歯まん』 監督:岡部哲也
・シネガー・アワード(※興行関係者とメディア関係者の代表が選考にあたり、受賞作を選出) 『MIZO』 監督:ナム・ギウン
・スカパー!映画チャンネル賞 『私たちのハァハァ』 監督:松居大悟

【インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門】
・グランプリ『今月のあの日』 監督:ジラッサヤー・ウォンスティン
・優秀芸術賞『ハードル』監督:パク・ソンジン
・優秀芸術賞『Green Glows』監督:白田明日香
・優秀芸術賞『恵まれたマシーン V』監督:ジョシー・マリス
・審査員特別賞『拝啓アトム』監督:吉池巨成

オフシアター・コンペティション部門に輝いたのは、アダルト作品を中印に活動してきた森川圭さん。受賞した『メイクルーム』は、AV撮影現場の“メイクルーム”を舞台に、メイクさんを中心に様々な人の人間模様を描いたドタバタコメディ。筆者も拝見しましたが、女の子達それぞれの個性と等身大の演技が素晴らしく、笑えるシーンも多々。「AVってこうやって撮影しているんだ!」という事よりも、メイクさんの仕事の幅広さ、苦労に驚いてしまうかも。

森川監督は今回の受賞について「ピンク映画で助監督を始めてから30年程で、日頃はAVをメインに撮影や監督をしています。元々は舞台用として制作していたんですが、映画にしても 面白いのではないかと思い、一昨年の暮れに撮影をしました」とコメント。「僕はいま50歳なんですが、この歳になっても、映画を撮ってこうやって評価をしてもらえるという事実が出来たことを本当に嬉しく思っています」と喜びの気持ちを語りました。

さて、この『メイクルーム』。いつ皆さんに観ていただけるかというと、残念ながら劇場公開スケジュールは未定。しかし、ゆうばり国際映画祭でオフシアター部門受賞した作品はいずれも公開されていますので、楽しみにお待ちくださいね。


たくさんの映画上映、イベントの他にも昨年亡くなられた高倉健さんを追悼した『ありがとう!高倉健さん 「幸福の黄色いハンカチ」追悼上映会』も実施。本作のロケ地である「幸福の黄色いハンカチ広場」にはたくさんの人が訪れ、健さんに感謝の気持ちを伝えました。

セレモニー会場にして長年本映画祭の舞台のひとつとして愛されてきた「アディーレ会館ゆうばり」がいよいよ閉館。来年の開催はどの会場になるかは決まっていませんが、さらにパワーアップすることを期待しています!

※写真は『ジヌよさらば〜かむろば村へ〜』ゲストの松田龍平さん、松尾スズキ監督。

アニメ『七つの大罪』EDを歌う瀧川ありさインタビュー「作品に寄り添った曲を作りたい」[オタ女]

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現在放送中の人気アニメ『七つの大罪』。これまで、いきものがかり、MAN WITH A MISSION、FLOW×GRANRODEOなど錚々たるメンバーが主題歌を務めてきました。現在エンディングテーマ「Season」を歌うのは本作でデビューする、シンガーソングライター瀧川ありささんです。

3歳の頃松任谷由実の「春よ来い」を聴いた事をきっかけに、小さな頃から歌を歌うのが大好きだったという瀧川ありささん。中学時代はバンド活動に打ち込み、様々なコンテストに参加。バンド解散という挫折を乗り越え、この春ソロ活動をスタートします。

「君の存在だけで世界は万華鏡みたいだ」「目の奥に映る過去の傷は私が飲み干すから」ストレートかつ、彼女の感性が光る歌詞に透明感のある歌声。『七つの大罪』のストーリーとシンクロする様な物語を感じる楽曲です。今回は瀧川ありささん本人に、デビューについて、今後の目標について色々とお話を伺ってきました。

―シングル「Season」でメジャーデビューですね、おめでとうございます。私もアニメ『七つの大罪』を楽しみにしているので、毎週歌声を聴いています。

瀧川ありさ:ありがとうございます。私もコミックで「七つの大罪」を読んでいたので、今回エンディング主題歌のお話をいただいた時はとても嬉しかったです。これまで主題歌を担当されていたのはすごく人気のある方々ですし、1月からの放送で私の曲になった事で「誰だろう」と思う視聴者の方が多いと思うんです。でも、そんな時こそ作品に寄り添える楽曲にして、「これ良いな、もっと聴きたいな」と思ってもらえる様に頑張ろうと決意しました。

―アニメ第一期のエンディング主題歌「7 -seven-」(FLOW×GRANRODEO)は、これから冒険がはじまるぞ!というワクワク感や勢いとシンクロする楽曲でしたが、だんだん物語も進んで来て、仲間の絆も深まって来た時に「Season」はとってもしみるんですよね。

瀧川ありさ:私もアニメの映像と「Season」のメロディがとても合っているなと思えて、すごく嬉しかったんです。アニメ第二期からはメリオダス達の距離がグッと近づいて、過去や傷も明らかになってきて。「誰かを守り抜くと 誰かに罪を作る」「生きるほど愛を知って こころは強くなる」という歌詞は、キャラクター達の心情や成長を考えて書いています。

―瀧川さんは作詞作曲をご自身でされていますが、フッと歌詞やメロディが降りて来るタイプですか? 熟考するタイプですか?

瀧川ありさ:降りて来るタイプだと思います! もちろん、普段想った事や気づいた事をメモしたりはしていますが、作りはじめたら一気にやる方です。後、私は歌詞と曲を同時に作っていくんです。「Season」も表現したい感情や世界が固まってきたら、こうフンフ〜ン♪と歌いながら作りました。

―そういうスタイルだからこそ、メロディに歌詞がすごく自然にのっているのかもしれませんね。今回この曲を持って、メジャーデビューとなりますが、お気持ちはいかがですか?

瀧川ありさ:私は中学二年生の時にバンドを結成し、高校も続けていて、「閃光ライオット」(※)に挑戦したり、色々なコンテストも出て賞をいただいたり。そんな順調だと思っていた頃に、バンドが解散して一人になったんですね。私は一人っ子という事もあって人見知りで、少ない友達と深く付き合うタイプだったので、一人になってこれからの事をたくさん考えました。高校を卒業して一人で曲を作りはじめました。

―その時、どのくらいの曲を作ったのですか?

瀧川ありさ:約30曲くらいでしょうか。そのデモを『七つの大罪』のスタッフの皆さんに気に入っていただけたから、今回のデビューにもつながって。

―お話を伺ってると、全ては無駄じゃなかったというか。一人になった時間は当時は辛かったけど、じっくり自分に向き合う時間があったからこそ、今の瀧川さんがある様に感じますね。

瀧川ありさ:そうだと思います。一人になっていっぱい悩んだから、自分の事も昔より分かる様になったし。性格も前より人見知りしなくなったし、友達にも「前みたいに尖ってない!」って言われるんですよ(笑)。

―瀧川さんはティーンの時から「音楽の世界で生きて行く」と決意されていたようですが、劇的にそう思うきっかけは何かあったのでしょうか?

瀧川ありさ:THE BLUE HEARTSがずっと大好きなのですが、ある夏「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で「ザ・クロマニヨンズ」のヒロトとマーシーのパフォーマンスを観て「私もいつか絶対ここに立ちたい」と思いました。

―なるほど! それこそ、こうしてメジャーデビューをした事で、いつか音楽フェスでお2人と共演する事もあるかもしれませんよね。

瀧川ありさ:それはもう本当に夢ですね。実現したら緊張して倒れるかもしれませんけど(笑)。

―小さい頃に初めて出逢った曲が「春よ来い」だったり、THE BLUE HEARTSが大好きだったり、瀧川さんは音楽にジャンルを作らないというか、フラットに楽しめる方なのでしょうね。

瀧川ありさ:そうですね。良いなと思った曲は何でも聴きます。ずっとバンドをやっていたのでロックが特に好きですけど、流行のJ-POP、アイドルソング、本当に何でも。だから、こうしてアニメの主題歌を歌わせていただく事になった時も「アニメだから」「アニソンだから」と特別に考える事は無かったんです。『七つの大罪』の様な素晴らしいアニメのラストに「Season」が流れる事で、多くの人に自分の音楽を知ってもらいたいと思っています。インストアイベントで全国もまわりますし、3月26日にはバンド編成でライブを行うので、ぜひ一度遊びにきていただきたいです!

―私もライブを観るのがとても楽しみです。最後に、瀧川さんはコミック「七つの大罪」もお好きだったという事ですが、最近好きなコミックや漫画ってありますか?

瀧川ありさ:私、すごく詳しいというワケでは無いんですけど「アニメイト」をウロウロしたりするの大好きなんです。アニメにもなった『日常』という作品が大好きで、フィギュアを少しずつ集めたりしています(笑)。

―今後ラジオやブログなどで、瀧川さんのオタクトークを聴ける日を楽しみにしております。今日はありがとうございました!

※「閃光ライオット」はSCHOOL OF LOCK!、TOKYO FM、Sony Music、au主催の10代のアーティストのみによる「ティーンネイジロックフェス」。これまで多数の人気バンド、アーティストを輩出している。

リリース情報

瀧川ありさ「Season」Music Video(Short Ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=56NW467s-eM

「Season」をiTunesからダウンロード
https://itunes.apple.com/jp/album/id966056329?at=10lpgB&ct=4547557037623_wn


瀧川ありさ 1st Single『Season』通常盤(初回仕様限定)(CD)
価格:¥1,300(税込)


瀧川ありさ 1st Single『Season』アニメ盤(期間生産限定盤・初回限定仕様)(CD+DVD)
価格:¥1,500(税込)

・「七つの大罪」描き下ろしジャケット/デジパック仕様
・「七つの大罪」ノンクレジットエンディング収録DVD付

瀧川ありさプロフィール


OFFICIAL SITE
http://www.takigawaalisa.com

OFFICIAL Instagram
http://instagram.com/alisatakigawa

【フランスレポート】定番「赤ワイン煮こみ」から「カエルのサラダ」まで! 朝昼晩食いだおれ

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先日、とある取材で一週間ほどフランスに訪れていた筆者。フランスと聞いてまず期待するのは美味しい食事。世界三大料理の一つでもあるフランス料理は、いつの時代も皆の憧れです。

とはいえ、本場フランスで食べるお料理は筆者が普段(というか、たまに)食べている“フレンチ”と違ってとてもシンプル。素材を活かした素朴で美味しいメニューがほとんどでした。そして、何と言ってもパンとバターとチーズが美味しいから、それだけで幸せ! 今回は、筆者がフランスで食べた物の写真を食いだおれレポートとしてご紹介します。

※すべての画像は(http://getnews.jp/archives/835385)よりご覧ください。


まずはパリでいただいた、シーフード! 海の恵みたっぷりのフランスは、シーフードも絶品。「Le Bar à Huitres(ル・バー・ア・ユイットル)」は、観光客もパリジェンヌも多くの人が訪れる人気店で、メニューはiPad。フランス語が分からなくても英語を選択出来て、写真も見ながら選べるのも嬉しい限りです。


店の前に並んだ新鮮なシーフードをシンプルに調理していただきます。ロブスターの他、牡蠣、ムール貝などなど、どれもプリップリで美味でした。


続いては、パリからブルゴーニュに場所をうつし、お昼に入ったレストラン。外観からすごく雰囲気がありますよね。


ここでビックリしたのが「カエルのサラダ」。フランスではカエルを頻繁に……というほどでは無いものの、料理して食べるそう。


このプチプチとしたのがカエル。筆者はカエルは香港で鍋の具材として食べた事はありましたが、ササミっぽいタンパクなそれでは無く、しっとりした食感が意外でした。スパイスとガーリックが効いていて、シャキシャキ野菜とベストマッチ。


もう一つ、最高に美味しかったのが砂肝のサラダ。砂肝がしっとり、かつコリコリで、こちらもややスパイシーな味付け。フランスではランチからワインを飲むのが当り前の様で(下戸は可哀想だなと真剣に思った)、筆者ももちろんいただきましたが、ワインが進む進む。フランスで食べたメニューの中で一番のお気に入りです。


続いては、コンテチーズでもおなじみコンテ地域にあるジュラの郷土料理をいただきました。ジュラは、スイスと国境を接しており、とってものどかな街です。お料理はたっぷりのワインで鶏肉を柔らかく煮込んだシチューみたいな感じ。


カレーみたいにご飯にかけて食べます。ワインの香りがかなり強い! でも優しい味、鶏肉はとろとろ。きっと地元ではおばあちゃんやお母さんが作ってくれる家庭の味なんだろうな〜と和やかな気持ちになります。


前菜でいただいた、フランスの定番料理テリーヌも絶品!


もちろんワインをいただきながら。ジュラのワインは個性が強く、特にシェリーと同じ様な手法で作られた「黄ワイン」は黄味の強い白ワインではじめて飲んだ味。クセがあるけど、ハマる人はとことんハマりそう。


ちなみに、フランスといえばクリームブリュレ! ですが、こちらのレストランでいただいたブリュレはなぜかカレー風味で……。ちょっとこれはイマイチでした。なぜカレー味にしたのだ! でも、こんな衝撃も旅ならでは。


筆者が主に滞在していたボーヌという街では、ポーチドエッグの赤ワイン煮を食べたり、


ハムやチーズをつまみながらワインをたくさん飲んだり……。


朝ごはんもシンプルだけど、パンとバターとチーズが美味しいから、それだけで幸せ!(二度目)

ガイドしていただいた方のおかげで、とにかく何を食べても美味しくて、食べ過ぎ・飲み過ぎ注意なフランス旅行でした。すっかり太って日本に帰ってまいりました。筆者のフランスレポート、しばらく続きます。

【フランスレポート】ルーヴル美術館「モナ・リザ」前の“セルフィー熱気”がスゴい!

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先日訪れたフランスの旅レポート、今回は「ルーヴル美術館」編としたいと思います。といっても、ルーヴル美術館といったら世界最大級の史跡の一つであり、訪れた事のある人は多いはず。「この絵を見ましょう」とか「美術館の歴史は……」とかそんな事を書きたいのではありません(実際よく知らないのですが)。

【関連記事】定番「赤ワイン煮こみ」から「カエルのサラダ」まで! 朝昼晩食いだおれ
http://getnews.jp/archives/835385

ルーヴル美術館を代表する絵画といったら「モナ・リザ」。筆者も生で見たい! と広〜い館内を迷いながら探していたのですが、もう「モナ・リザ」の周りだけ人だかりが別格!


ぎゅうぎゅう。まあこの混雑ぶりは昔からなのでしょうが、イマドキだなと思ったのはセルフィー率の高さ。


ちょっと写真のタイミングが悪く、この写真だとあまり多く見えないかもしれませんが、セルフィースティックを使わずにインカメラでセルフィーしている人もたくさんいて(特にカップル)。熱気がものすごかったです。みんなSNSにアップするんだろうなあ。


何をやっても絵になる街、ことフランスですが、ルーヴル美術館のフォトジェニックさはすごかったです。例えば上の写真の「Café Mollien (カフェ・モリアン)」は、美術館内の階段の踊り場にあるカフェ・レストラン。オープンエアーで、ナポレオン広場に面したテラス席からはカルーゼル庭園の眺めも楽しめるというオシャレさ。オシャレすぎて気絶しそう。


そして、建物が絵になるなら人々はもっと絵になります。遠足? 校外学習? で訪れていたらしき、女子小学生たち。お帽子と襟巻きがカワイイ。


スケッチしているカップル。まるで映画のワンシーンみたい。


一生懸命美術をカメラにおさえる少年。フランス版キテレツの主演やってほしい!


出ました! 「会員証な」。ロンドンの人気ブランド「SuperDry 極度乾燥(しなさい)」の服はフランスでも見かけました。


最後に、美術館ではありませんが「ラデュレ」前で見かけた素敵なカップルのお写真を。ディスプレイのハートが2人の気持ちみたいでとってもロマンティック。フランスレポート、まだまだ続きます。

美少女だらけのゲームなのに男性キャラが人気! 『アイドリズム』新人声優・深町寿成&近野誠一郎インタビュー

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美少女アイドルが大勢登場するゲームなのに、キャラクター人気投票で男性キャラが1、2位を独占!? スマートフォンゲーム『アイドリズム』にて面白い現象が起っているそう。

『アイドリズム』はアイドル育成、総選挙、リズムアクションゲームそれぞれの魅力を持ち、オリジナル楽曲も楽しむ事が出来る、新しいスマートフォンゲーム。

このゲームの醍醐味である総選挙にて、多くの美少女キャラを抑えて1位、2位を獲得したのが、嵯峨山陸と岬アレクシスという2人の男性キャラクター。男性がメインターゲットなのに、多くの女性ファンがプレイしているというのが驚きです。今回はそれぞれのCVを務める声優の深町寿成さんと、近野誠一郎さんにゲームの魅力など色々とお話を伺ってきました。


嵯峨山陸(CV:深町寿成)


岬アレクシス(CV:近野誠一郎)

―まずゲーム『アイドリズム』の魅力について教えていただけますか?

深町:僕自身もたくさんプレイしているんですけど、最初に思ったのはアイドルがダンスするグラフィックがとてもキレイだなあと。キャラクターはとても可愛いんですけど、動きがとてもカッコ良くて。そして何より曲がどれも素晴らしいんですよ!

近野:ダンスも歌も全部オリジナルで。キャラクターも曲もここまで多いゲームってあんまり無いと思うんですよね。

深町:最初はスマートフォンのゲームだし、そんなに難しいと思っていなかったんですけど、どんどん進んでいくと……(笑)。

近野:最初は難しくないんですけど、だんだん難しくなるので、かなりやり込み度のあるゲームですね。僕は最初男性キャラクターの多さに驚きました。女性キャラ27名、男性キャラ4名という。

―しかもちゃんと男性キャラにもオリジナル楽曲があって、ユニットもあってというのが珍しいですよね。お2人が演じたキャラクターについて教えていただけますか?

深町:僕が演じた嵯峨山陸について、最初にプロデューサーさんに言われたのは「金髪で片方が編み込みになっているのが、チャームポイントです!」という事でした。声の演技については実はあまり言われていなくて、そのままやってくださいと。そのままってどうしようと、逆に戸惑ってしまったんですが、自分がアイドルとして振る舞うならこんな感じかなと想像しながら。

近野:僕も岬アレクシスはそのまま演じてください、と言われました。最初に見せてもらったイラストは今の完成系よりも柔らかい雰囲気で、設定も「物腰が柔らかい・言葉遣いが丁寧」というものだったんですね。なので、優しい可愛い感じで演じようかと思っていたら、「あんまり可愛くしないで」と言われて(笑)。ちょっとクールめにしようと意識しました。

―そんな個性的なキャラクター2人が、総選挙で1位、2位をとったという。

深町:驚きましたね。自分のキャラクターが上位に行けばもちろん嬉しいですけど、まさか1位をとるとは。

近野:女性のキャラクターが多くて、男性キャラ不利という中でこういう結果になったのは、本当にビックリでしたね。アレクシスは1位はとっていないんですけど、不動の2位なんです!

―アイドルファン的には“2位”って一番燃えると思います。「いつか1位にさせてあげたい」という気持ちが出てくるというか。

近野:確かにそうかもしれませんね。『アイドリズム』では総選挙のイベントが度々行われるので、応援する方も楽しいですし、僕達も結果を見るのが本当に楽しみなんです。

―お2人が声優になったきっかけというのはどんな事なんですか?

深町:ロボットアニメが大好きで「ロボットに乗りたい」というのが夢だったんですよね。小さい頃に『マジンガーZ』を観て、『ガンダム』など他のアニメもたくさん観て、ロボットに乗りたいと思い、それを叶える為に自分なりに出した答えが声優だったんです。

近野:小学生の時に『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』を観て池澤春菜さんの出す叫び声に感動して、声優というお仕事を意識しました。『爆走レッツ&ゴー!!』が未だに一番好きなアニメです。それから、小学校低学年の時に歌のお仕事をさせていただいて、スタジオで声を出す気持ち良さも分かりましたし、いざ将来自分が何やろうと考えた時に、声優というお仕事を目指そうと思いました

―『アイドリズム』は楽曲も多いので、その歌のお仕事の経験が生きてきたのかもしれませんね!

近野:そうですね、歌の収録もあってとても楽しかったです! ゲーム要素はもちろんありますが、今楽曲の良いアニメって男性にも女性にも人気があるじゃないですか。そういった要素も楽しんでいただきたいですね。

深町:キャラクター単体だけでは無く、ユニットでの曲もありますし、本当に良い曲だらけです! ゲームは毎日ログインしてイベントにマメに参加する様にすると、たくさん楽しめると思いますので、こちらもチェックしてみてください。

―今日はどうもありがとうございました!


『アイドリズム』
http://idlp.jp/
公式twitter:https://twitter.com/idolrism

【先行】日本未公開の大ヒット映画『ステップ・アップ5:アルティメット』大迫力の予告編動画

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最先端のストリート・ダンスで全世界を魅了し続けている人気シリーズ『ステップ・アップ』シリーズ。日本未公開の最新作『ステップ・アップ5:アルティメット』のブルーレイ、DVDが2015年6月3日(水)に発売されます。今回ガジェット通信では予告編動画を先行公開、大迫力のダンスを少しだけお見せします。

本作は全世界でシリーズ合計興行収入6.5億ドルを突破したダンス映画NO.1大ヒット・シリーズの最新作。舞台はボルチモア、ニューヨーク、マイアミ、そして今度は世界中のダンサーがデビューを目指す憧れの地”スベガス。ストリート・ダンス、フラッシュモブを経て、ダンス・パフォーマンスはいよいよ新たなステージへ。すべてのダンスがグレードアップした圧巻のライブエンターテイメント満載の五感に響く、最高峰ダンス・ムービーシリーズの第5弾です!

最先端のストリート・ダンスを通して、若者たちの夢や恋愛、そして成長する姿を描いてきた『ステップ・アップ』シリーズ。今作ではすべてのダンスがパワーアップしているだけでなく、シリーズ2作目から連続出演している日本人ダンサー甲田真理さんを含む、過去シリーズに登場したダンサー達も総出演し、パフォーマーにとっての憧れの地である”ラスベガス“で究極(アルティメット)のダンスを繰り広げます。

さらに! 今回もピットブル、リル・ウェイン、スティーヴ・アオキ、ディプロをはじめとした世界のダンスシーンを牽引するアーティストたちの楽曲の数々が、大きな魅力となって作品を盛り上げています。めちゃアガるので音楽にも注目。

予告編動画:https://www.youtube.com/watch?v=jhSwMJL5eoI

『ステップ・アップ5:アルティメット』ストーリー

マイアミのダンス・パフォーマンス・チーム“ザ・モブ”を率いてきたショーンは、マイアミでの成功を経て、今度はハリウッドを目指し、チームをロサンゼルスに連れてきた。しかし、なかなか運に恵まれず最終的にメンバーは彼を残してマイアミに戻ることに。その後ショーンは、ラスベガスでのデビューをかけたダンス・コンテストが開催されることを知るが……。

disney-studio.jp/stepup/

映画も大ヒット中! スパイ小説の最高峰『ジョーカー・ゲーム』のスピンオフを無料で楽しもう

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主演・亀梨和也(KAT-TUN)、共演に伊勢谷友介と深田恭子、監督に『SR サイタマノラッパー』シリーズの新鋭・入江悠という意外な組み合わせも話題の映画『ジョーカー・ゲーム』。公開2日間で17万以上を動員、公開から1か月以上経った今でもヒットを記録中。

本作は、第二次世界大戦前夜を舞台に、秘密組織“D機関”のスパイ活動を描いたアクションエンターテインメント。生と死が紙一重で隣り合う、本格的なアクションに、誰が敵か味方か分からない重厚なストーリーが幅広い世代に支持されています。

原作はシリーズ累計発行部数100万部突破の同名小説。2011年の発売以降、「日本最高峰のスパイ小説」との呼び声も高く、『Amazon』のユーザーレビューでも高得点をマークしています。筆者も映画を観たあとに原作を読みましたが、これが本当にスリリングで面白い! 電車の中で読む勢いが止まらなくて、あえて山手線一周しましたよ、ええ。


そんな『ジョーカー・ゲーム』のスピンオフ作品が登場! ウェブサイト『ちょっと一服ひろば』にて無料で楽しむことができます。

このスピンオフ作品『シガレット・コード』は、シリーズ第3作『パラダイス・ロスト』の『誤算』に登場する島野亮祐を主人公に展開していく全5話。ナチス・ドイツに占領されたフランスに日本人留学生として送り込まれた彼の任務とは? 次々と危険な目に合う島野の行方は如何に? 柳広司先生らしい骨太な描写がたまらない、ド級のスパイ・ミステリーとなっています。

こんな面白い小説を無料で読めちゃうなんて、超太っ腹! と思い『ちょっと一服ひろば』のバックナンバーを見ていくと、辻村深月先生による『ハケンアニメ!』の番外編、三浦しをん先生の『まほろ駅前多田便利軒』など、かなり豪華なラインナップ。というか、筆者の好みドンピシャすぎて「家の本棚のぞきました?」って感じで驚きました。

その名のとおり、ちょっと一服する時はもちろん、眠れない夜に、好きな作品の世界観をもっと味わいたい時に……。色々な楽しみ方ができる『ちょっと一服ひろば』。『シガレット・コード』は3月6日より配信スタートです。

JT ちょっと一服ひろば
http://www.1puku.jp/novels/anohito/index.html


「良い意味での“二面性”は個性」ピンク・ベイビーズ栗山莉奈さんインタビュー

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ピンク・ベイビーズ栗山莉奈さんインタビュー

「UFO」「ペッパー警部」「ウォンテッド(指名手配)」など、誰しも一度は聴いた事があるピンク・レディーのナンバーを歌い踊り継ぐユニット「ピンク・ベイビーズ」。2013年のプレデビューイベント、2014年8月の初ワンマンライブ、10月と11月のフランスでのステージと着々と活躍の場を広げています。

メンバーは総勢14名、平均年齢15歳とフレッシュかつダイナミックなパフォーマンスが魅力です。メンバーそれぞれに夢、好きなこと、得意分野があり、個性たっぷりのピンク・ベイビーズ。今回は最年長のお姉さんメンバー栗山莉奈(くりやまりな)さんにインタビュー! ダンスを始めたきっかけ、今後目指したいアーティスト像など色々とお話を伺ってきました。

【関連記事】「いつもはふんわりマイペース、ライブではキリッ」 ピンク・ベイビーズ佐藤琴乃さんインタビュー
http://getnews.jp/archives/794857

良い意味の“二面性”が個性!「MC中の私は別人なんです」

――先日イベントを見させていただきましたが、栗山さんのMCがハキハキしていてとても素敵でした。

栗山:ありがとうございます! でもあれは表の私で、本当は全然違う子なんですよ(笑)。

――違う、というのは?

栗山:ピンク・ベイビーズのメンバーとして、ライブやニコ生でMCをする時は「ちゃんとやらなきゃ」って気持ちが強いから喋れるんですけど、普段の私は「無」です。


――無! オンとオフの自分をちゃんと切り替えられるんですね。

栗山:ライブやニコ生の時は責任感で喋れているだけで、普段は無で何も考えていないですね。ほとんど怒らないし、泣かないし、ニコニコ笑っている事が多いので、お母さんやお友達がライブに来てくれると「いつもより感情が分かりやすいね」って言われます。入学式の時に白いセーターを着ていたんですけど、あまりにも私が大人しいから皆に「白ウサギちゃん」ってあだ名を付けられて。でも、だんだん仲良くなってくるとブラックな面が出て来て「黒ウサギちゃん」ってあだ名が変わって。

――(笑)。でもそれってちょっと嬉しいですよね。本当に仲良くなって自分の内面を知ってくれた、みたいな。

栗山:そうですね、「黒ウサギ」って呼ぶって事は相当仲良くなった子なので。自分のそういった、良い意味での“二面性”は個性なのかなと思います。

――本当、こうしてお話をしていると人見知りだなんて全然感じません。

栗山:良かったです。人見知り過ぎて、中学一年生の夏に先生とお母さんと三者面談で「本当に誰とも喋らないね」って言われるくらい。でも、そんなに人見知りなのに応援団に入っちゃったんです(笑)。学ランが格好良く見えて、憧れだったんですよね。中学三年間みっちり頑張りました。

――とっても華奢なのに結構ガッツがあるんですね。

栗山:小学校の時からバスケットボールをやっていたり、陸上競技大会に出たり、体動かす事は大好きです。

――では一番得意な科目も体育?

栗山:はい! 体育は得意で足も速かったんです。でも、14歳の時にバスケで人生初骨折をしてから足が遅くなってしまって……。たぶんギブスをずっとしていたので筋力が落ちて足が細くなったのが原因だと思います。

芸能界を目指したきっかけは『ドラえもん』 レッスンはストイックなのにマイペース!

――栗山さんが芸能界に興味を持ったきっかけはどんな事だったんですか?

栗山:小学生の頃、ドラえもんの映画の声優オーディションがあって、それに応募したのが始まりです。ドラえもんが大好きで、お誕生日に友達にドラえもんの抱き枕をもらって、毎日抱きすぎてカタチが変わっちゃうほどに愛用してます。

その後、13歳の時に塾のチラシのモデルをやって、その後に原宿でもらえるフリーペーパー「JOL」でadidasのバッグのモデルをやらせてもらって。芸能界に興味を持ったのは『ドラえもん』の声優オーディションからですが、その後はたくさんオーディションを受けました。「とりあえずやってみよう!」の精神で、色々とチャレンジしてみようと思って。

――結構行動力があるんですね!

栗山:だから人見知りなのに、応援団とか生徒会とか色々やっちゃうんでしょうね(笑)。


――ピンク・ベイビーズのオーディションを受けたきっかけは?

栗山:お母さんにも手伝ってもらって、本当にたくさんのオーディションを受けていたのですが、その中の一つにピンク・ベイビーズがあって。ピンクレディーさんの曲はお母さんがよくカラオケで歌って踊っていたので、知っていました。オーディションの時は「ペッパー警部」を歌ったんですけど、最初から歌詞を間違えました。そのまま歌い続けましたが「あ、終わったな」と。ワンコーラス後のフリーパートでもダンス踊らなかったし(笑)。

――ダンス嫌だったんですか?

栗山:バレエも辞めてからしばらくたっていたので、人前で踊るという事がイメージ出来なくて。他のメンバー候補もいるし、緊張しすぎてしまって。(吉田)亜衣奈に「同い年だね、一緒に頑張ろう!」と声をかけてもらったのに、勝手に年上だと思い込んでいて終始敬語で話してました。無事オーディションに合格してダンスレッスンが始まってからは、踊るのが楽しい反面、もっと昔からやっておけば良かったなとも思いました。

――でも、元々運動大好きで体育会系経験があるから、きっとバテ無いのでしょうね。

栗山:そうかもしれませんね。夏の強化合宿で走り込みをする際も、ずっと歌いながら走っていました。その方が疲れた事に意識が行かないから、長く走れるんですよ。

――本当にストイック!

栗山:う〜ん、それか何も考えていないのか、どっちかですね(笑)。

この春大学生に「アナウンサーやお天気お姉さんになりたいです」

――そうやって夢には積極的な栗山さんですが、プライベートな時間はいかがですか?

栗山:休みの日は家でゴロゴロするよりも、一人旅に出かけるのが好きなので、関東周辺で色んな街に行ってカフェに行ったり、ウィンドウショッピングしたり。「この服可愛いな〜」と思いながら、買わない(笑)。それで家に帰って、よく考えてやっぱり欲しかったら買います。一人で過ごすのは好きでご飯も食べるし、カラオケも行っちゃいます。

――私も一人行動大好きなので分かります。今一番行きたい場所ってありますか?

栗山:う〜ん、埼玉です!

――行った事無いんですか!?

栗山:お母さんが東方神起のファンなので、ライブを観にさいたまスーパーアリーナに行った事はあるんですけど、ちゃんと歩いた事が無くて。ピンク・ベイビーズもまだ埼玉でライブした事無いんですよね。近いうちにちゃんと街歩きをして、埼玉を満喫したいと思います。


――最近ハマっている事ってありますか?

栗山:ラッコの画像を集めるのにハマっています。海では海藻をお腹に巻き付けて、水族館では手をつないで寝ている姿が本当に可愛くて!! あと美味しい貝とかウニとか贅沢な物しか食べない所も「こいつ!」と思ってたまりません(笑)。可愛い画像を見つけたら、スマホに即保存です。後はペンギンのお腹も好きだし、アザラシはカメラ目線してくれるので良い写真が撮れますよね。

――犬も飼われていますし、動物大好きなんですね。

栗山:この春から大学生なのですが、大学では生物系を選考します。でも、犬とか猫の様な小動物では無くて、牛とか馬とか本格的な。自分でソーセージを作れる様になったり、後はキャンパス内に博物館もあるそうなので、楽しみです。


――まだ大学入学前に気が早いかもしれませんが、大学を卒業したら社会人になりますが、将来の夢は何ですか?

栗山:栗山:いつかアナウンサーの様に話すお仕事もやってみたいので、MCだけは誰よりも頑張りたいです。お天気お姉さんも憧れます! 朝の情報番組って若い方だけでは無くて、子供からお年寄りまで色々な人が観てくださる所が良いですよね。

――特に好きなアナウンサーはいますか?

栗山:日本テレビの水トアナウンサーと、『ZIP!』のお天気キャスターの岩本乃蒼さんが大好きです。岩本乃蒼さんは特に、毎朝『ZIP!』を見て、「今日の服装も可愛いな」「あのコート良いな」ってファッションチェックしたり。

――大学は私服通学になりますし、ちょうど参考になりそうですね。

栗山:そう! 私服通学が楽しみでもあり、面倒でもあるんです。でも、大学生になったら勉強はもちろん、高校生の頃より時間に少し余裕が出来る分、ピンク・ベイビーズの活動もさらに頑張っていきたいです。最年長として、少しずつ大人っぽい表現も出来たらなと思っていますので、ぜひライブに遊びに来ていただきたいです!

――私も栗山さんのダンス・歌はもちろん、磨きがかかったMCを楽しみにしています。今日はありがとうございました!

オマケ:タロット占いをしてもらいました!


最後に、タロット占いが趣味の栗山さんに筆者の恋愛運を占ってもらいました! 手慣れた手つきでカードを扱う栗山さん。

栗山:年上の方とお付き合いするのが合っているみたいです。でも……。
筆者:ど、どうしました!?
栗山:最後のカードが……。
筆者:(ドキドキ)
栗山:お別れが近いというメッセージが……。でも、こうして占っておけば対策も出来ますしね!

悪い結果を筆者が傷つかないように教えてくれる、とっても優しい栗山さんなのでした。

栗山莉奈さんプロフィール

栗山莉奈(くりやま りな)
生年月日:1996/9/24
出身:神奈川県
趣味:写真を撮ること、タロット占い
特技:バスケットボール、金魚すくい
星座:てんびん座
血液型:AB型
ピンク・ベイビーズ公式サイト(栗山莉奈)

林家木久蔵の『いやんばか〜ん』も収録! 昭和・平成の名(迷)曲がつまった小西康陽コンピが濃い

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ピチカート・ファイヴや数々のDJ活動で知られる小西康陽が、吉幾三の『俺はぜったい!プレスリー』など、レコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズの楽曲をリミックス! “小西康陽リミックス”を各盤に1曲ずつ収録した珠玉のコンピレーションアルバム3枚を同時リリースします。

『夜のミノルフォン・アワー 選曲・監修:小西康陽』、『徳間ダンス・パーティー 選曲・監修:小西康陽』、『お座敷ジャパン 選曲・監修:小西康陽』の3枚は、音楽マニアならではのセンスで誰もが知っているヒット曲から、埋もれている名曲までをバランスよくセレクトした、音楽マニア垂涎の昭和〜平成のコンピレーション盤。

ネット界で「IKZO」として大人気の吉幾三による『俺はぜったい!プレスリー』から、バニラビーンズ、キノコホテルという現代のサブカル界を代表する女性アーティストまで、小西さんらしい面白すぎる選曲。個人的には林家木久蔵の『いやんばか〜ん』が入っているところに注目。お部屋で楽しみのはもちろん、DJ活動が色んな意味で捗りそう。

スペシャルボーナスとして、リミックス曲も各盤に1曲ずつ収録されますが、選ばれたのは昭和を代表する大ヒット曲『山本リンダ/ミニミニ デート』『吉幾三/俺はぜったい!プレスリー』、そしてバニラビーンズのファンから名曲と絶賛される『バニラビーンズ/ニコラ』の3曲。

小西監修による“レトロカッコイイ”アルバムジャケットのデザインも必見。3枚揃えて飾りた〜い! 2015年3月25日同時リリースです。

【小西康陽コメント】

徳間ジャパンコミュニケーションズは今年が創立50周年だそうで。
50年もの歴史をたった3枚のCDにまとめることなど、もちろん出来ないので、ここはひとつ、美味しいところをつまみ聴きして楽しめるようなコンピレーションを作りました。
昭和40年代から、つい最近の曲まで。あくまで肩の凝らない、楽しい1時間のDJを3セット、そんな気持ち。でも選曲してみて、なんと幅広く、かつ奥の深いレコード・レーベルだったのか、という感慨を抱きました。
では皆さま、お好きなジャケットのCDからお楽しみくださいませ。


『夜のミノルフォン・アワー 選曲・監修:小西康陽』¥2,200+税

●エド山口&東京ベンチャーズ/ミザルー(セリフのみ使用)
●フラワー・メグ/ジュテーム
●柳ジョージ/「祭ばやしが聞こえる」のテーマ
● nadjaバンド/ドリームレーサー
●グリーン・ポップスオーケストラ/また逢う日まで
● ソー・バッド・レビュー/最後の本音
●ザ・ヴァイオレッツ/スウィート・インスピレーション
●ジョーン・シェパード/ステイン・アライヴ
●福富幸宏/PEG
●上田正樹とSOUTH TO SOUTH/最終電車
●平田隆夫とセルスターズ/ちっちゃな時から
●真芽正恵/コキリコ
●スクーターズ/抱いて
●ザ・ヴァイオレッツ/自由への讃歌
●山本リンダ/恋のバンバン
● bice/An apple a day
●安田成美/思い出のロックンロ−ル(Ex FanDes Sixties)
●バニラビーンズ/ニコラ(小西康陽リミックス)
●直江政太郎/運河の兵隊
●ポータブル・ロック/グリーンブックス
●天馬ルミ子/教えてください、神様
●LINDBERG/今すぐkiss me
●フラワー・メグ/けものの眠り


『徳間ダンス・パーティー 選曲・監修:小西康陽』¥2,200+税

●ミノルフォンテーマソング
●トリオ・ザ・マンティス/あなたが好き好き
●トリオ・ザ・サイゴンズ/四人の刑事
●ザ・ヴァイオレッツ/ふるさとの匂い
●山本リンダ/トンボのメガネ
●山川ユキ/新宿ダダ
●桜たまこ/東京娘
●渥美マリ/可愛い悪魔
●五木ひろし/待っている女
●林家木久蔵/いやんばか〜ん
●ガール ガール ガール/Boy Boy Boy
●大西結花/好きにして...
●スクーターズ/オー・ハニー
●宮間利之とニューハード/輝く星座
●ザ・デビィーズ/ベイビー
●喜納昌吉&チャンプルーズ/ハイサイおじさん
●黒岩三代子/ポイ(POI)
●夏木マリ/ミュージシャン
●ガール ガール ガール/Gilrl Girl Girlのテーマ
●フランキー堺&ニューシティスリッカーズ/アラビアの酋長
●上田正樹と有山淳司/俺の借金全部でなんぼや
●吉幾三/俺はぜったい!プレスリー(小西康陽リミックス)
●大塚まさじ/アフリカの月
●西岡恭蔵/ろっかばいまいべいびい

『お座敷ジャパン 選曲・監修:小西康陽』¥2,200+税

●大塚まさじ/田舎者
●山本リンダ/ワンダフル トウキョウ
●はつみ&ひとみ/遊びすぎた日曜日
●ザ・デビィーズ/女の子
●上原ことみ/女なんです
●ロス・オノデラス/あなたと夜と音楽と
●渥美マリ/女の唇
●フラワー・メグ/そして二人はラ・ララララ
●津山洋子・大木英夫/新宿そだち
●郷辰也/愛して愛して突っ走れ
●ハレンチ学園コーラス部/オーッ!ハレハレ
●星まり子/泣くなおっぱいちゃん
●水村なこ/砂の女
●ザ・シルヴィー・フォックス/レッツ・ゴー・ミリタリー・ ルック
●東京ベンチャーズ/戦友
●山本リンダ/ミニミニデート(小西康陽リミックス)
●平田隆夫とセルスターズ/サラダ・キャンディ・オレンジ
●宮間利之とニューハード/ミセス・ロビンソン
●石野陽子/テディーボーイ・ブルース
●藤井一子/チェック・ポイント
●スクーターズ/東京ディスコナイト
●エド山口と東京ベンチャーズ/フルスロットル
●キノコホテル/真夜中のエンジェル・ベイビー
●夏木マリ/いちばん好きなもの
●加橋かつみ/花の世界

Acid Black Cherryの“読む”アルバムが「泣ける」「ラストに衝撃」と大反響[オタ女]

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ロックバンドJanne Da ArcのヴォーカリストyasuのソロプロジェクトAcid Black Cherry(アシッドブラックチェリー)(通称:ABC)。前作「『2012』」以来約3年ぶりとなるオリジナルコンセプトアルバム『L-エル-』が先日リリースされ、オリコン&iTunesで1位を記録するなどヒットを記録しています。

「愛」をテーマに波乱の人生を送ったエルを主人公に紡いだこのアルバム。先日ガジェット通信でも、プチクロスレビューをご紹介しましたが、Twitterでもアルバムを聴いた方の感想が次々と投稿されています。

「ラストで号泣……」ABCの新アルバムに反響多数

・ABCのアルバム-L-のストーリーを読んだ…自分と重なり涙が溢れ出す。愛されるって幸せって何なのだろう?このまま女として枯れて朽ちてていく日々を過ごすだけ…なぜかエルに親近感を覚えた

・abcのアルバムを一通り聴いてから、ストーリーブック読みつつ二周目聴いたんだけど、歌詞とのリンクっぷりが凄くてボロ泣きしてしまった(;_;)最後手前の見開きでうわああああ!!!ってなって泣いたんだけど、最後で「え?あ?え・・・え?どっち!?」ってなった・・・エルぅうう(;_;)

・エルの人生が思った以上に悲惨で、PVの映像の再現率も素敵だなぁ。 そういう事だったのね。 そして、ラストで号泣…

・ABCのニューアルバムL-エル- ストーリーを読みながらアルバムを聴いた映画を観た後のような、すごい感動あった!あの結末は涙なしでは聴けないでも、アルバムの聴き方は人それぞれだと思うから、結末だってあれ1つではないと思う 聴く人それぞれに思い描く結末があると思う

・とても感動 ABCを知らない人でも、物語と曲を見て、聴いてほしいな~っと思った

ブックレットと楽曲のリンクで楽しむ物語

と、みなさん思い思いにアルバムを楽しんでいる様子。この「ラストで号泣」「ページをめくって驚いた」という感想が多いのは、『L-エル-』には、物語が書かれたブックレットが付いているから。

これ、よくCDについてくるブックレットのボリュームを想像すると、驚く一冊の小説の様な仕上がり。美しいイラストと一緒に物語を楽しむ事が出来るので、より一層楽曲が心にしみてきます。

ABCはこれまでも7つの大罪をテーマにした『BLACK LIST』、「ブラック・ダリア事件」から着想を得た『Q.E.D.』、マヤ暦における世界終末をモチーフとした「『2012』」と毎回こだわりを持ったコンセプトアルバムを出しています。

それらのアルバムにもブックレットが付いており、アルバム中の曲とリンク。CDを購入するでも配信で聴くでも、音楽の楽しみ方は人それぞれではありますが、ここまでこだわって作った一枚なら、絶対にCDでブックレットと共に味わうのがオススメ! yasuさんのこだわりがこれでもかとつまった新アルバム『L−エル−』。まずはYouTubeの告知ムービーをチェックです。

http://youtu.be/YWmUgbXQEU0

【関連記事】Acid Black Cherryの新作『L-エル-』を聴いてみた! 「アルバム通して物語の様に楽しめる」
http://getnews.jp/archives/831044

『ソロモンの偽証』成島監督インタビュー「14歳という危うい世代への“生きてていいんだよ”というメッセージ」

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ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作と謳われている「ソロモンの偽証」を、日本アカデミー賞ほか主要映画賞を30冠受賞した成島出監督をはじめとする『八日目の蟬』チームが再結集し、完全映画化した日本映画史上最強のヒューマン・ミステリー超大作、映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』。いよいよ3月7日より公開となります。

本作は、クリスマスの朝、転落死した男子生徒の事件をきっかけに、過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者がひとり、また一人……と事件が進行していくミステリー。「もう大人には任せておけない」と生徒達が“学校内裁判”を行う物語です。

生徒を演じたのは主演の藤野涼子さんをはじめ、ほとんどが無名の新人俳優たち。全国から応募を募った1万人の大規模オーディションで配役を決定したことも話題です。今回は、原作のどんな部分に一番惹かれたのか? 生徒役の俳優陣をほぼ新人にした意図とは? 成島出監督に色々とお話を伺ってきました。


――本作は宮部みゆきさんのベストセラーを映画化したものですが、きっかけはどんな事だったのですか?

成島監督:僕はもともと宮部さんの大ファンで、小説「ソロモンの偽証」が発売された時にすぐに手にとって。その時は映画化するつもりなどは無かったのですが、別作品で動いていたスタッフに「この本すごいから読んでみて」と貸して、結果同じスタッフと映画化する事に。全部で6冊もある小説ですから、どうやって映画化するんだろうと。前後篇でやろうと決まった時は、松竹さんの決意を感じました。

――原作のどんな所に一番惹かれましたか?

成島監督:中学生の14歳って、子供と大人の境目のすごく危うい世代で。原作を読んだ時に、その子たちへの「生きてていいんだよ」という宮部さんからのメッセージを感じて涙したんですね。宮部さんっていまだに14、15歳の精神を忘れて無いんですよね、そこに感動して。なおかつエンターテイメントとしても面白い。とてつもない作家さんだと思います。

それで多くの子供達にこの話を知って欲しいと思ったんだけど、小説が長くてなかなか読めないだろうから、映画にして届けようと。僕もそうだったんだけど、中学生の時に観て、ショックを受けた映画って一生忘れないから。今の子供達にとってそうなって欲しいなと。

――長い小説を映画にまとめて、しかも物語の本質自体は無くしてはいけないというのは、とても難しい作業だったのでは無いでしょうか。

成島監督:苦労しました。前後篇に分かれてはいますけど、メインは“学校内裁判”ですから、そのシーンがお遊戯会になってはいけないと。前篇では事件が起こり、事件の周りの人間が翻弄されていく姿や、子供達がどんな事に傷ついているのかが描かれていますが、後篇ではスリリングで、さらにエンターテイメントの要素も増えてきます。何より裁判のシーンは苦労しましたが、満足しています。

――本作は、キャストを大規模オーディションで選んでいますが、これも企画当初からの考えですか?

成島監督:そうですね、生徒役の大オーディションをやることは、映画の企画がスタートした時から決まっていました。最初1万人からスタートして、だんだん人数が減って行くわけですから、子供達にとってはしんどいオーディションだったのでは無いでしょうか。でも良かったのは、半年間以上かけて演技のワークショップを行った事で、本当のクラスメイトの様な絆が出来た事ですね。

――主演を藤野涼子さんに決めた理由を教えてください。

成島監督:彼女は最終オーディションで残った子達の中でも一番何も出来なかったんですよ。他のキャストは子役経験のある子とかもいたから、すぐに役にハマる場合もあったんだけど、彼女はクランクインまでにちゃんと物になるかという時間との戦いでしたね。毎日レッスンに来てもらって。だけど、撮影しはじめたら、彼女が話す言葉って説得力があるし、役柄の「藤野涼子」そのものに見えてくるんですね。演技経験が無いからこそ、本当に事件に戸惑って、考えて発言している空気感があるというか。

――藤野涼子さんは本作でデビューし、今後も芸名を「藤野涼子」で活動するという、ちょっと昔の日本映画の様な試みも面白いですね。

成島監督:彼女自体が今時の顔では無くて、昭和顔というかね。彼女が今後女優として活動していく時に芸名をつけたいと言っていて、たまたま「藤野涼子」を姓名判断したら女優にむいている名前だという事が分かったので、それにしようと。

――藤野さんはもちろん、他のキャストさんも、ギリギリで頑張っている14歳の姿が生々しくて、見ているだけで涙が出そうになりました。後篇は4月11日に公開となりますが、こちらも楽しみです。

成島監督:後篇ではいよいよ“学校内裁判”がはじまります。先ほど、お遊戯会にはしたくないと言いましたが、一番気合いを入れて作ったシーンですので、期待していただきたいです。前篇はミステリー色が強くで、後味が悪い作品なのかな? と思う方も多いと思うのですが、後篇はとても救いのあるお話になっています。今悩んでいる、もがいている子供達はもちろん、14歳を経験した大人達も映画館を出た後、ああ良かったなって、そんな気持ちになっていただきたいです。

――今日はどうもありがとうございました!


『ソロモンの偽証 前篇・事件』ストーリー

バブル経済が終焉を迎えつつあった1990年12月25日のクリスマスの朝、城東第三中学校の校庭で2年A組の男子生徒・柏木卓也が屋上から転落死した遺体となって発見される。警察は自殺と断定するが、さまざまな疑惑や推測が飛び交い、やがて札付きの不良生徒として知られる大出俊次を名指しした殺人の告発状が届き、事態は混沌としていく。遺体の第一発見者で2年A組のクラス委員を務めていた藤野涼子は、柏木の小学校時代の友人という他校生・神原和彦らの協力を得て、自分たちの手で真実をつかもうと学校内裁判の開廷を決意する。

http://solomon-movie.jp/

(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会

「ピンク映画」ってなんだ?【倉沢いちはの映画レビュー】

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久しぶりであり、これが最後のコラム執筆となります。AV女優の倉沢いちはです。今年4月の引退を決め、活動もあとひと月あまりとなりました。気になる映画のレビューを自由に綴ってきたこのコラムの最終回に何を書くか。最後くらい自分が出演した映画のことを書いてもいいのではないかと思い、ピンク映画について書いてみます。

【関連記事】我妻三輪子という役者に魅せられた『こっぱみじん』
http://getnews.jp/archives/637580

ピンク映画と聞いて、皆さんはまず何を思い浮かべるだろうか。昔のもの?廃れてる?そもそもその存在を知らないという方もいるかもしれない。私も最初の1本のオファーを受けるまで、ピンク映画を知らない一人だった。そんな人にこそ、このコラムを読んでいただきたい。

セックスや性欲といったものは、睡眠欲・食欲と並ぶ人間の三大性欲であり、遥か昔から日常生活にしっかりと存在し続けている。だが、日本では近年特に「有害」とか「公序良俗に反する」とか言われて忌避され、さも存在しないもののような扱いを受けている。書店に並ぶアダルト雑誌しかりアダルトビデオしかり風俗店しかり、性に関する表現や性風俗への規制は勢いを増し続けている。そんな状況にあっても、性から逃げず、性を省かず、つくられ続けているのがピンク映画だ。現在も年間40本程度の新作が発表されている。

成人指定映画だからといって、なにもセックスシーンのみが延々スクリーンに映し出されるわけではない。ストーリーがあり、人物があり、起承転結の流れのなかにセックスシーンやエロティックな表現が組み込まれている。ただエロいだけではないのかと侮るなかれ。文化的芸術的作品なのである。基本的にDVDなど記録媒体として販売やレンタルされることはなく、映画館での上映でしか目にすることができないため、全く観たことのない人にとっては最初のハードルは高いかもしれない。しかし、一度足を踏み入れれば、何ということはない。ピンク映画館の居心地は想像以上にいいものだ。一見の価値は必ずある。

昨年、ピンク映画は大転換の年を迎えた。主要メディアであるテレビも2011年に地上デジタル放送に完全移行し、スマートフォンにおける経済市場は拡大を続け、あらゆるアナログ仕様のものは時代から取り残されてしまいつつある。そんな時代のなか、ピンク映画は多くの作品においてフィルム撮影を続け、映像を撮影したあとに音声をアフレコで録音して重ねるという手法を取ってきた。

しかし2014年、ピンク映画製作大手である大蔵映画が35mmフィルムでの撮影からデジタル撮影への転換を実行した。ピンク映画ファンや制作関係者のなかには、独特の味があるフィルム撮影でこそピンク映画であるとの意見を持つ人も多く、また歴史あるピンク映画館ではデジタル上映の設備がなく新規投資しなければならないなどの理由からデジタル化は難航した。しかしフィルム自体の生産を中止する企業が出てきたことや、コスト高などを要因にデジタル化が実行された。ただ、一部の作品ではデジタル撮影になってからもアフレコによる録音が行われている。

私自身、2013年初頭から2014年末まで4本のピンク映画に出演した。そのうち3本はフィルム撮影、最後の1本はデジタル撮影だった。出演本数は多くはないが、フィルム撮影とデジタル撮影の両方を経験した人間として、僭越ながら主観的な感想を書き留めたい。初めてのピンク映画出演がフィルム撮影だったわけだが、まず「フィルムはそれ自体が値段の高いものだから、何度も撮り直しはできないよ」と聞いたのを覚えている。お芝居というものの経験がなかった私にとって、その言葉は恐怖そのものだった。撮影現場では、フィルムの回る「ジー」という音がカメラから聞こえ、平成生まれの私にとっても不思議に懐かしく、心を落ち着かせてくれた。

アフレコでは自分の指を舐めながら愛撫の音を入れ、撮影時の気持ちを思い出しながら口の動きに合わせてセリフをしゃべることに四苦八苦した。モザイク処理のできないフィルム撮影では、モザイクをかけなければならない箇所とカメラとの間にグラスを置いたり、レンズにフィルターをかけてワセリンのようなものを塗りボカシをかけたりと工夫を凝らしている技術スタッフの姿に目をみはった。アフレコをする録音所では、長い年月と膨大な数の作品づくりにより刻まれた歴史と、熟練の録音技術に衝撃を受けた。そんな場所で仕事ができたことに興奮した。

デジタル撮影になり大きく変わったのは、録画と録音が同時になったことである。これにより、スタジオ周辺の騒音など外部音声の干渉を受けることとなったが、あとで映像に合わせて声や音をつくる必要がないため、そのときの雰囲気がものをいうベッドシーンは格段に演じやすくなった。また、デジタル形式で記録されるため、複製や編集が手軽になった。今後はピンク映画館に行かずとも、ピンク映画を目にすることがあるかもしれない。

私のピンク映画との出会いは、女優人生にとって最大の出会いだった。急遽欠員が出たこと等の偶然が重なって最初の1本に出演し、役者の先輩方や監督やカメラマンや録音技術師の職人技に感激し、自分の未熟さに途方に暮れた。再びピンク映画に出演したいとの思いを支えに女優を続け、ピンク映画に関わる人々のピンク映画にかける思いに奮い立たされてきた。デジタル化という転換期を経て、これからのピンク映画はどう進化していくのだろうか。女優引退後もひとりのピンク映画ファンとして、ピンク映画を観続けていきたい。このコラムが、お読みいただいた方とピンク映画との出会いの一歩となることを願うばかりだ。

不定期の配信となりましたが、これをもちまして倉沢いちはによるコラム連載を終了させていただきます。拙い文章ではありましたが、お読みいただきありがとうございました。

プロフィール

倉沢 いちは(くらさわ・いちは)
アダルトビデオ、ピンク映画、舞台演劇に出演する女優。
2015年3月13日より、上野オークラ劇場、横浜光音座2などで自身最後のピンク映画出演作「不倫美姉妹 白衣のあえぎ」(関根和美監督)公開。
2015年3月28日、阿佐ヶ谷ロフトAにて行われる第八回東京電撃映画祭において、友松直之・黒木歩共同監督による自身のドキュメンタリー自主映画が一夜限り上映される。
2015年4月2日~5日、下北沢GEKI地下Libertyにて舞台、石川蛍追悼公演「五番街のマリー」出演。
2015年4月14日~19日、同じく下北沢GEKI地下Libertyにて舞台、乱痴気STARTER本公演 乱痴気13「キャプテン・オブ・ザ・コック~お前が匙を取れ~」出演。その千秋楽にて引退予定。

倉沢いちは公式ブログ「交差点」 http://blog.livedoor.jp/kurasawa_ichiha/
Twitterアカウント https://twitter.com/icchan180

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